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栃木県立美術館で「ゲームと美術」展 「信長の野望」通して芸術性探る

「ゲームと美術」ウォークイン・シアター

「ゲームと美術」ウォークイン・シアター

 栃木県立美術館(宇都宮市桜4)で現在、企画展「ゲームと美術 信長の野望/コーエーテクモゲームスの野望-インタラクティブ・アートの誕生」が開かれている。

「ゲームと美術」展示の様子1

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 同展は、足利を創業地とするゲームメーカー「コーエーテクモゲームス」の歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」シリーズを中心に、ゲームを美術的な視点から紹介する企画。

 世界的にゲームを芸術作品として捉える動きが広がる中、栃木県ゆかりのコーエーテクモゲームスに着目。「信長の野望」シリーズを通して、プレーヤーの選択によって歴史の展開が変化するインタラクティブ(双方向)的な体験そのものを芸術体験として捉え、ゲームの芸術性に迫る。

 会場には、「信長の野望」シリーズのパッケージを年代順に紹介するコーナーを設けるほか、パッケージ原画や初期の開発で使われたパソコン「MZ-80C」、オリジナル南蛮甲冑(かっちゅう)などを展示。甲冑の前には記念撮影ができるフォトスポットも用意する。

 展示では、通常は一つの画面で楽しむ作品を3面の大型スクリーンに映し出す「ウォークイン・シアター」を設置。スクリーン中央に立つことでゲームの世界に入り込んだような没入感を体験できるほか、画面下に表示されるテロップを読みながらゲームの進行を疑似体験できる展示も行う。

 担当学芸員の武関彩瑛さんは「3面スクリーンによる没入感や、ゲーム画面下のテロップを見ながら進行を疑似体験できる展示が見どころ。これまでにないインタラクティブ・アートの展示であり、挑戦的な企画でもある」と話す。

 内覧会に訪れた伊吹桂子さんは「歴史ゲームには触れたことがなかったが、パッケージ一つ一つが細部まで描き込まれ、美術作品として見応えがあった。夏休みにもぴったりなので、知人にも勧めたい」と話していた。

 関連イベントとして、8月8日・9日には県内のゲーム関連学校の学生による作品を体験できる「学生発!ゲームラボ」(予約不要)を開く。

 開館時間は9時30分~17時。月曜休館。観覧料は、一般=1,500円、大学生・高校生=800円、中学生以下無料。9月6日まで。

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