栃木県認定エコファーマーの山口果樹園(宇都宮市上籠谷)が8月28日、「ブラックシャインマスカット」と呼ばれるブドウ「富士の輝」の販売を直売所で始めた。
同園は約4.5ヘクタールの果樹園で、祖父の代から続く。現在は4代目の山口幸夫さん・美輝さん夫妻が営み、減農薬や土づくりにこだわりながら、地域や人とのつながりを大切に果樹を育てている。
「富士の輝」は黒系の大粒ブドウで、「ブラックシャインマスカット」とも呼ばれる。同園によると、栽培する農家はまだ少なく、栽培管理も難しいことから希少性が高いという。同園では大房・大粒に育てることにこだわり、糖度の高さも特徴。「ここでしか味わえない」ブドウを目指して栽培している。一房1.3キログラムで7,640円。
直売所にはこのほか、「シャインマスカット」「スチューベン」「レモン」「イチジク」なども並べる。ナシは「豊水」「新星」「あきづき」「にっこり」を順次販売し、11月まで楽しめるという。
自園の果物を使った加工品にも力を入れる。「豊水100%梨ジュース」(980円)、「各種コンフィチュール」(720円)、「にっこりドレッシング」(900円)、「にっこり万能ソース」(680円)、「ナチュゼリー」(400円)なども販売する。
今年は初めて、宇都宮市新里町の「ヒノエワイナリー」と共同で「シャインマスカットのスパークリングワイン」(3,300円)を数量限定で商品化した。
同園では年2回、園内イベントも開催している。10月25日には「山口果樹園 open farm 秋の感謝祭」を開催。先着10組を対象にした「にっこり梨収穫体験」も当日受け付ける。
山口さん夫婦は「一年かけて大事に心を込めて育てたフルーツを販売している。ぜひ山口果樹園に来て味わってもらえれば」と来園を呼びかける。
直売所の営業時間は10時~16時。月曜定休。