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うつのみや妖精ミュージアムで若月まり子さん個展 開館以来19年ぶり

若月まり子さん個展作品「星の生まれるところ」

若月まり子さん個展作品「星の生まれるところ」

 うつのみや妖精ミュージアム(宇都宮市馬場通り)で現在、企画展「若月まり子 星の生まれるところ」が開催されている。

若月まり子さん個展会場の様子1

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 若月さんの個展は、2007(平成19)年の同館開館企画展以来2度目。今回は、展示の軸となる作品「星の生まれるところ」に合わせ、水や宇宙、花など自然をテーマに、女神や妖精を表現したドール作品を紹介する。若月さんは1982(昭和57)年、エコール・ド・シモンで四谷シモンさんに師事。妖精をモチーフにした作品を数多く発表し、国内各地で個展を開くなど幅広く活動している。

 同展を担当する八木沢夏帆さんは「久しぶりにアーティストの作品を紹介する企画展を開きたいと考え、井村君江名誉館長とも交流のある若月さんにお願いした。夏休みは多くの人が来館するので、子どもから大人まで楽しめる展示にしたかった」と話す。

 展示するのは、「星の生まれるところ」をはじめ、オウィディウスの「変身物語」を題材にした「泉の精霊 アレトゥーサ」、シェークスピアの「ハムレット」に登場する女性を表現した「オフィーリア」など8点。神話や妖精文化を背景に、物語性のある神秘的な世界をつくり出す。

 宇都宮市にある実家を訪れるためイギリスから来ていた稲川繭子さんは、今回が同ミュージアム初来館。「若月さんの作品は色合いがすてきで神秘的。妖精との出会いもあり、雰囲気も良かった。ふらっと立ち寄るのにもいいミュージアムだと思う」と話す。

 八木沢さんは「一つ一つの人形だけでなく、周囲の空間も含めて作品の世界を表現している。淡くくすんだ色使いも世界観をつくる魅力の一つ」と話す。「社会情勢が変化し、不安を感じることも多い中、ファンタジーの世界に触れて心を癒やしてもらえれば。学生にも夏休みの機会に足を運んでもらいたい」と呼びかける。

 開館時間は10時~17時。入場無料。8月31日まで。

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