アートギャラリー「BOWL(ボウル)」(宇都宮市松原2)が8月5日、グランドオープンする。運営はデザイン事務所「RICE」。オープニング企画として、イラストレーター・佐々木悟郎さんの企画展を開催する。
同ギャラリーは、「作品との出合いが日常の景色や価値観を静かに変えていく」という思いから誕生したという。芸術と人、企業、地域、文化を結ぶ新たな文化発信拠点を目指し、絵画や写真、工芸、デザイン、映像など幅広い表現活動を紹介する。作品展示のほか、企画展やグループ展、レンタルスペースとしても活用し、人と人、アートと地域をつなぐ場づくりを進めていく。
ギャラリーは木材会館4階に開設。展示室は2室構成で、自然光を取り入れた空間と、曲線を生かした印象的な展示空間を備える。展示机や受付テーブル、椅子、照明、冷暖房などを備え、個展やグループ展、各種展示会など幅広い用途に対応する。
オープニングを飾る佐々木さんは東京・南青山を拠点に活動するイラストレーターで、文星芸術大学デザイン専攻教授。1983(昭和58)年にNACC展ADC部門特選を受賞するなど国内外で活躍し、広告や書籍、雑誌など幅広い分野で作品を手がけてきた。会場では、温かみのあるタッチで描いた作品を展示する。
ギャラリー名「BOWL」の名付け親も佐々木さん。5階にあるデザイン事務所「RICE(ライス=ご飯)」とのつながりから、「4階はご飯を盛る茶わん(BOWL)にしよう」という発想で名付けたという。
佐々木さんは「宇都宮との縁も15年目になる。アートギャラリーが少ない宇都宮で、新しい才能を発掘する拠点になればうれしい。都内で活躍する作家との橋渡し役も担っていきたい」と話す。
運営するRICEの坂内雄二社長は「ここから生まれる一つ一つの出会いが、次の時代の文化を育てる力になると信じている。ボウルを、創造が巡り、未来へと広がる新しいアートの発信拠点に育てていきたい」と話す。
営業時間は11時~18時(8日・14日は17時まで)。入場無料。9日は休廊。オープニング企画は8月14日まで。