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宇都宮で「まちづくり勉強会」 八幡山公園通り地区プロジェクトの一環で

チラシを手にする倉沢太郎さん

チラシを手にする倉沢太郎さん

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 NPO法人「宇都宮まちづくり推進機構」(宇都宮市中央3)が9月6日から3回にわたり、「初めてのまちづくり勉強会」を開催する。

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 初回は、東京大学大学院都市工学の村山顕人教授が「まちづくり基本編」として「名古屋錦二丁目を例に新しいまちづくり」を解説。第2回はランドスケープ・プラス(東京都新宿区)の平賀達也社長が「まちづくり実践編」として、「池袋や前橋に学ぶつながりから描くまちづくり」を説明。最後の回は、「まちづくり事例見学」として民間主導で実現した「前橋・馬場川通りのまちづくりの体験ツアー」を行う。

 同機構は「都市再生推進法人」として「八幡山公園通り地区プロジェクト」を本年度にスタートする予定。同プロジェクトは、100周年となる八幡山公園の再整備事業やライトラインの西側延伸を見据え、「人を中心としたウオーカブルな(歩きたくなる)まちづくりを目指す」取り組み。

 勉強会では、「宇都宮市中心市街地にある『八幡山公園通り地区』を今回のエリアと設定し、どのようにワクワクできる場所にしていけるかを市民参加型で進めていきたい」という。今後、有識者や地域の人たちが集まり議論を重ねていく同地区のプロジェクトに市民の意見を取り込みたい意向がある。

 同機構の倉沢太郎さんは「イベントを通じて、地域の仲間との新しい出会いやまちづくりに関する知識を深めるいい機会。楽しみながら、この地域の未来をみんなで育てるきっかけになればいい。一人一人のアイデアや思いが八幡山公園通り地区を、より魅力的な場所にする大きな力となれば」と期待を込める。

 開催時間と場所は、第1回=9月6日10時~12時(会場=栃木県庁)、第2回=10月11日10時~12時(同)、第3回=10月18日8時~17時(バスツアー)。参加無料。定員は1、2回=各100人、3回=勉強会参加者優先で別途案内。

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