スイーツを食べながら走るランニングイベント「ミヤラン」の参加申し込み受け付けが12月22日に始まった。今回、新たにLRT(ライトライン)と写真を撮りながら緩く走る「LRT(Light Run Take)ミヤラン」を新設した。開催日は4月20日。
ミヤランは大会や競技ではなく、交通ルールを守りながら歩道を走るランニングイベント。当初の立ち上げ段階から走ることを楽しんでもらおうと、給水所ではなく、給スイーツポイントを設け、地域の洋菓子店や和菓子店がスイーツを提供。通常のマラソン大会では紙コップで飲料を提供するが、ミヤランでは各自に配布されたシリコン製の折り畳みエコカップを持ち歩きながら飲んでもらうなど、随所に工夫を施す。
今回新設したコースは、LRT基地をまずは見学、車両と一緒に撮影をしてから、最寄りの平石駅から車両に乗り込み、駅東公園前駅で途中下車。ここからゴールとなる宇都宮城址公園までの4.5キロを走るコース。今回の参加費には、ミヤランオリジナル1日乗車券の料金も含まれており、ゴール後もLRT沿線の散策を楽しめる企画。
これまで通り、宇都宮城址公園をスタート、約10のポイントでスイーツやいなりずしを食しながら、環状線を一周。最後の2キロは宇都宮中心市街地のオリオン通りやユニオン通りを通って、ゴールすると約43キロになる「ミヤラン」をはじめ、約21キロの「ハーフミヤラン」、親子で走る「ちびミヤラン」等のコース設定で行う。
実行委員会の堀江則行委員長は「全ての課題を逆手に取り、それならスイーツをゆっくりと味わいながら、景色を楽しんでもらいながらなどと次々に企画してきた。実行委員メンバーが楽しい雰囲気で毎年進化させながら活動してきた結果が14回目のイベントにつながっている。県外から参加するランナーも多く、宇都宮を知って好きになって帰ってほしい」と期待を込める。
参加費は、LRTミヤラン=5,000円、ミヤラン=7,700円、ハーフミヤラン=6,600円、ちびミヤラン=3,500円。申し込み受け付けは2月28日まで。