バー「THIRD PLACE KAMAGAWA(サードプレイス・カマガワ」(宇都宮市二荒町)が11月26日、釜川プロムナード沿いにオープンした。
東京・神奈川・栃木・群馬で居酒屋の店長を務めるなど、約20年間飲食業の仕事に従事してきた中村友祐さんが「両親が住む宇都宮で、大人の世代がゆっくりとくつろげる店を開きたい」との思いから、2年半前に宇都宮市内へ移住し、バーの開店準備を進めてきた。
落ち着いた店内にはキャンドルがともり、BGMに洋楽が流れる。席数は、カウンター席6席、テーブル席3席。店名は「自宅でも職場でもない第3の居場所になれたら」との思いを込め名付けた。
中村さんのお薦めは「ハイネケン生ビール」(グラス800円、パイント1,000円)。「生のおいしさはもちろん、サッカー好きなので、UEFAチャンピオンズリーグのスポンサーになっているハイネケン推し。父親の影響で野球も好き、スポーツの話をするのが楽しい」と話す。
ドリンクメニューはこのほか、ウイスキー、バーボン、ワイン、カクテル、焼酎、ソフトドリンクなど。ノンアルコールの瓶のハイネケンも。酒は、1877(明治10)年創業の酒卸「横倉本店」(問屋町)から仕入れ、アドバイスをもらいながらセレクトしている。フードは、ソーセージ、アイガモ、フライドポテトなど。今後は居酒屋での経験を生かした簡易料理を少しずつ増やしていく予定。
中村さんは「一期一会を大切にしながら、長居したくなるバーが理想。県内外の酒好きの方に選んでもらえる、宇都宮に根差した店にしていきたい」と期待を込める。
営業時間は18時~24時(土曜は18時~翌3時)。日曜・祝日定休。