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宇都宮のアナログレコード店「スノーキーレコーズ」、中心街に移転

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宇都宮のアナログレコード店「スノーキーレコーズ」、中心街に移転

中心街に移転した「スノーキーレコーズ」の竹澤さん(右)と鈴木さん(左)

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 宇都宮のアナログレコード店「スノーキーレコーズ」(宇都宮市江野町2)が9月9日、5年ぶりに中心街に移転し営業を始めた。

店内にはアナログレコードがズラリと並ぶ

 1991年、ユニオン通りの店でスタートした同店。その後、オリオン通りなどでも営業したが、5年ほど前に郊外に移転していた。同店オーナーのサンスケさんこと竹澤政明さんは「19歳でこの店の立ち上げに関わり、『青春時代』を街中で過ごしてきた。いつかは街中に戻りたいと思っていた」と話す。

 サンスケさんは「現在、レコードを扱うのは宇都宮市内では2店しかない」と話す。同店では、国内外を問わず、幅広いジャンルの旧譜から新譜まで1万枚を超えるアナログレコードを取りそろえる。「レアもの」を探しにサンスケさん自ら海外へも買い付けに行き、入手したレコード一枚一枚に「物語」があるという。国内のレコード店が掲載された「レコードマップ」を手に、全国からアナログレコードのマニアが同店を訪れる。

 アナログレコードにこだわるのは、「デジタルだからといって音が良いわけではない。CDは、耳に聞こえない音をカットしてしまっているので、『臨場感』ではアナログレコードの方が勝る」とサンスケさん。「音楽を聴くために、ジャケットからレコードを出してから針を落とすまでの『所作』があるのもアナログレコードならでは」とも。

 レコードを使ってDJも行うサンスケさんは「ちょっと針が振れたり、回転数を間違えたりして、(CDを使うDJに比べて)『失敗』するのもアナログレコードの『良さ』。流す曲を事前に決めてくるDJもいるが、客が踊っている様子を見ながら選曲するのもDJの腕の見せ所」と熱く語る。

 同店が街中に移転したのには、もう一つ理由がある。レコードが並ぶスペースの奥に、10 月には「ミュージックパブ」を開く予定という。ステージやDJブースを備え、ジャンルを問わずライブを行う。サンスケさんは「以前は客が100人以上入るライブのブッキングもしていたが、街中で20~30人程度のライブスペースがあるといいなと考えていた。ミュージックパブを、若手のミュージシャンやDJの育成の場として活用していきたい」と話す。

 地元ラジオ局の番組の中で、選曲を任されるコーナーも持つ「選曲家」としての一面もあるサンスケさんだが、レコードの知識は「お客さんにはかなわない」と舌を巻く。「過去に制作されたレコードのうち7割はCDになっていないと言われている。海外に行くと見たこともないレコードがたくさんある」とも。

 店が街中に移転したことで、「気軽にレコードを楽しんでほしい」とサンスケさんは呼び掛ける。

 営業時間は12時~20時30分。木曜定休。

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