
栃木県立美術館(宇都宮市桜4)で現在、企画展「親愛なる友フィンセント 動くゴッホ展・デジタルアートは実物を超えるのか」が開催されている。
同展は同館初のデジタルファインアートの展覧会で、ゴッホの手紙に込めた思いや、ゴッホ自身が描いた筆致に沿って作品が動く。
会場は、ゴッホの生涯を紹介した展示コーナー、肖像画ギャラリー、動く映像のコーナー、ゴッホ・シアター、ゴッホ・アーカイブホールで構成。風に揺れる高さ4メートルの「ひまわり」や渦を巻いている「星月夜」などの大型作品10点、大型作品と合わせた凹凸のある実寸大の複製画6点、まばたきや煙をくゆらす自画像を含めた映像作品約25点を展示するほか、「アルルの寝室」の再現展示は立体のインスタレーション作品となっている。
ゴッホ・アーカイブホールでは、世界中に所蔵されている約860点のゴッホ作品を期間中3回に分け上映する。同展は一部を除き、写真、動画ともに撮影可能で、顔出しパネルや作品の中に入り込んで撮影できるスポットも設ける。
同館学芸員の武関彩瑛さんは「当館初のファインアート展で、今までにない体験ができる。『普段は美術館なんて』と思っている人も、ぜひ来館してほしい」と呼びかける。
開館時間は9時30分~17時。月曜休館。観覧料は一般1,250円ほか。9月7日まで。