釜川プロムナード沿いのバー「サードプレイス・カマガワ」(宇都宮市二荒町)が11月26日で1周年を迎えた。席数は、カウンター7席、テーブル席3席。
店主の中村友祐さんは関東各地で約20年間にわたり飲食業に従事した後、両親が住む地域でバーを開業したいと、店長を務めた横浜の居酒屋を退職して、3年半前に宇都宮にUターンした。
コンセプトは「自宅でも職場でもない第三の居場所」で「気軽に行きたくなる雰囲気や居心地の良さを感じてもらえるよう、気取らない接客を心がけている」という。店内にはネオンサインが明るくともり、壁にはスポーツ選手の直筆サインも飾る。「私がサッカーや野球好きなのでスポーツ好きのお客さまも多く、話が弾む」と中村さん。
1年を振り返り、「予想以上に、県外からたくさん来店いただいて驚いている。浜松ギョーザのことを話していたら静岡の人が、カープの話をしたら広島の人が来店したこともあった。地元の常連も増えて、誕生会を開いたり、ゲーム大会をしたりして楽しむ日もある」と中村さんは話す。
提供するドリンクの種類はこの1年で倍に増えた。ビール10種、ワイン14種、ウイスキー23種の他に、サワー、カクテル、ソフトドリンクも。中村さんの「お薦め」は「ハイネケン生ビール」(グラス800円、パイント1,000円)と三郎丸ウイスキー(グラス800円)。
フードメニューは居酒屋店長だった頃の経験を生かした簡易料理など9種類。皮付きポテト(700円)やだし巻き卵(700円)、利用客の要望でメニュー化したチャンジャ(500円)やアヒージョ(1,500円)など。
中村さんは「1周年を迎えられたのは、お客さまはもちろん、信頼する仕入れ先の酒屋や支えてくれる家族のおかげ。2年目も皆さまに愛される店であるよう務めていきたい」と意気込む。
1周年を記念して、今月6日~14日にはファースト生ビールを半額で提供するほか、オープン日の11月26日(いい風呂の日)にちなんで入浴剤を進呈している(なくなり次第終了)。
営業時間は20時~翌3時。月曜・日曜・祝日定休。