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宇都宮カクテル倶楽部加盟店が「スイーツカクテル」 旬の果物で定番目指す

宇都宮スイーツカクテルのチラシを持つ福田代表(左)と大谷さん

宇都宮スイーツカクテルのチラシを持つ福田代表(左)と大谷さん

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 宇都宮カクテル倶楽部に加盟する3店舗が12月上旬から、女性や酒の苦手な人でも気軽に楽しめる、季節のフルーツなどを使った「スイーツカクテル」の提供を始めた。

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 バーテンダーの全国大会で数多くの優勝者を輩出してきた宇都宮では、「宇都宮カクテル倶楽部」が1999(平成11)年に38店舗(現在28店舗)で結成され、今年で25周年を迎えた。

 バーのイメージは敷居が高いと感じられることから、もっとカジュアルに立ち寄ってほしいと、同倶楽部と宇都宮市魅力創造部観光MICE推進課が共に企画を練った。

 今回、3店舗がそれぞれのカクテルを提供する。ヒーローズ(宇都宮市本町)=ミルクと生クリームにイチゴの「とちあいか」を組み合わせたカクテル「とちあいかのアポロ」、バー・クラック(江野町)=エスプレッソとウオッカ、キャラメルシロップを「バランスよく」組み合わせたカクテル「エスプレッソ マティーニ」、バー・パークアベニュー(塙田)=グラスの周りに「とちあいか」を多く並べ、チョコ風味のカクテルをディップする「バレンタインベリー」。「とちあいかのアポロ」と「バレンタインベリー」は、いずれもノンアルコール対応も可能。

 宇都宮カクテル倶楽部の代表幹事で、「バー・パークアベニュー」店主の福田弘樹さんは「今回のスイーツカクテルはイチゴをふんだんに使ったカクテルだが、季節ごとに旬の果物を使ったオリジナルを提供したい。県外から来た人がふらっと気軽に立ち寄ってくれる雰囲気を仲間と醸成していきたい」と期待を込める。

 宇都宮市観光MICE推進課の大谷梨果子さんは「かわいくて映えるカクテルがたくさんある。まずはバーに行ってSNSを使って広めてほしい。ギョーザに続く宇都宮の定番コンテンツとして、ギョーザを食べた後は『スイーツカクテル』という流れをつくり上げていきたい」と意気込む。

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