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宇都宮で「フェムテックフォーラム」 働く女性の健康支援をテーマに

(右から)女性活躍推進課の田代京子さんと川俣実咲さん

(右から)女性活躍推進課の田代京子さんと川俣実咲さん

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 働く女性の健康をテーマにしたイベント「フェムテックフォーラム2025~女性活躍リーディングシティうつのみや~」が11月17日、ライトキューブ宇都宮(宇都宮市宮みらい1)中ホールで開かれる。主催は宇都宮市。

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 市内企業の経営者や人事担当者を対象に、女性の健康課題への理解を深め、誰もが働きやすい職場環境づくりについて考えることを目的に開く。

 「フェムテック(Femtech)」とは、女性特有の健康課題をテクノロジーで支える製品やサービスのこと。生理前のPMS(月経前症候群)や更年期など、職場では共有しづらい体や心の不調をサポートする分野として注目されている。宇都宮市では、女性が安心して働き続けられる環境整備の一環として、フェムテックをテーマとした企業間交流や情報共有の場を設けている。

 当日は、講演やグループワーク、フェムテック製品・サービスの開発に取り組む13社による交流会や体験会を実施する。

 第1部では、熊谷組(新宿区)ダイバーシティ推進部の黒嶋敦子部長が「多様な人財が活躍できる社会を目指して」と題して講演。第2部では、宇都宮市女性活躍推進専門官の川面充子さんをファシリテーターに「誰もが活躍できる職場環境づくり」をテーマに意見交換を行う。

 午後の第3部では、経済産業省経済産業政策局経済社会政策室の吉崎航介さんが「フェムテックが変える働く女性のこれから」と題した講演を行い、第4部では、フェムテック関連企業による製品紹介や体験会を行う。

 宇都宮市総合政策部女性活躍推進課の川俣実咲さんは「働く女性が増えるなか、健康や体調に関する課題を職場で共有しづらい現状がある。フェムテックを知り理解が深まることで、企業と女性の双方にとってより良い働き方につながってほしい」と期待を込める。

 開催時間は10時~16時30分。参加無料(要事前申し込み)。

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