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竹で描くモノトーン絵画「竹はり画」 宇都宮・栃木県中央公園で展覧会

竹はり画展示の様子1

竹はり画展示の様子1

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 竹で描くモノトーン絵画を集めた「竹はり画展」が1月30日から、栃木県中央公園(宇都宮市睦町)緑の相談所展示ホールで始まった。主催は竹真会。

竹はり画展示の様子2

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 会場には会員45人の作品61点を展示するほか、竹はり画のルーツや竹はり画の材料も写真を交えて説明する。竹はり画の材料は竹のみで、竹本来の美しさや素朴さを生かすため着色はしない。板状に加工した竹を、作品の原画に合わせて重なりを考慮し、型紙通りに切り取る。電熱器や電気コテで焦げ目を付け、原画に合わせ貼り合わせて作品にすることで、立体で陰影が引き立つ作品ができる。

 会員の西田幸子さんは「竹はり画作りを体験した時、ツバキの作品を作った。竹で作るので平面の作品かと思ったら、奥行きのあるすてきな作品ができて感激し、その日に入会した」と振り返る。

 入会後の課題の「つばき」「あやめ」「ゆり」の3作品を作ると基本が分かり、その後は、花、鳥、風景、建物など自分の好きな作品を作ることができるという。

 4月から同会場で指導する岸田務さんは「最近はキャラクター作品を作ることが多い。展示を見るのもいいが、ぜひ体験していただき、竹はり画の楽しさを感じてほしい」と呼びかける。

 開館時間は9時~16時30分。入場無料。2月3日まで。

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