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宇都宮・城山西小で「孝子桜まつり」 全校児童100人超で箏を演奏

箏の演奏

箏の演奏

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 満開の孝子桜(こうしざくら)の中、「古賀志の孝子桜まつり」が3月29日・30日、城山西小学校(宇都宮市古賀志町)で開催された。

民話語り

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 あいにく雪混じりの雨となった29日、校庭で行う予定だったオープニングセレモニーは会場を体育館に変更して開催。セレモニー冒頭、同校に「文化人の先生」として関わり、3月28日に亡くなったダンサーの妻木律子さんへの全員による黙とうがささげられた。

 体育館に集まった来賓と保護者などが見守る中、体育館の舞台とフロアを使って全校児童と教諭111人が、箏(こと)で「桜舞曲」を演奏。校歌の演奏に合わせて新中学1年生、新入生の紹介、八木節の演奏などが繰り広げられた。

 その後のイベントでは、6年ぶりに「民話語り」も再開。児童たちが黄鮒(きぶな)や孝子桜の民話を語った。集まった卒業生も箏の演奏を披露し、歓声が上がった。

 30日には雨も上がり、会場を訪れた大勢の観客が満開の孝子桜を楽しんだほか、体育館では劇団「古賀志のこ」が「桜が咲いた日」を上演。新2年生から新中学1年生までの25人の児童・生徒が、孝子桜の伝説をモチーフにした劇を演じた。

 実行委員長の北條将彦さんは「初日は雪の降る中の孝子桜で、まるで伝説の逆バージョンのようになったが、2日目は春本番となり、大変盛り上がった。大勢の人が集まり、コロナ禍前に戻ったように思えてうれしい」と話す。

 箏を演奏した新中学生の北條陽椛(はるか)さんは「オープニングの箏の演奏はとても楽しかった。たくさんの人に聴いてもらえてうれしい。中学校に入ったら部活と勉強の両方を頑張りたい」、演劇で主人公のさくらを演じた小野寺桧乃(ひの)さんは「4年間、劇団古賀志のこで演劇をやって楽しかった。役になりきること、演じることが好き。終わった時の拍手がうれしかった」と、それぞれ話していた。

 孝子桜は城山西小学校の校庭にあり、「親孝行の息子のために、父親が息を引き取る前、時季外れの冬に桜が奇跡的に咲いた」という逸話に由来して「孝子桜」と呼ばれる。市指定天然記念物、みや遺産に認定されている。

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