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作新学院大でシンポジウム 「超老舗企業に学ぶ企業管理と健康管理」テーマに

参加を呼びかけるシンポジウム運営スタッフ

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 作新学院大学(宇都宮市竹下町)作新清原ホールで5月24日、「超老舗企業のBCPとセルフメディケーションの神髄とは~家庭薬、健康、そして音楽の午後~」をテーマにシンポジウムが開催される。

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 「ゴホンといえば龍角散」で知られる龍角散。この龍角散は、佐竹秋田藩の御典医・藤井玄淵が江戸時代初期に漢方薬をベースとしたぜんそくの薬として考案され、明治維新後に一般に販売された。「こどものおくすり宇津救命丸」は、宇都宮家の御典医・宇津権右衛門が関ヶ原の戦い直前に考案され、置き薬を経て今日に至っている。

 両社はいずれも400年以上の歴史を持つ老舗で、日本の家庭に両社製品が常備されていることも多く、経営学的に学ぶべきことが多いという。

 当日は、龍角散社長の藤井隆太さんと宇津救命丸社長の宇津善行さんを招き、400年という超老舗の強みや悩みを聞きながら、セルフメディケーションが目指す健康のあり方を探る。

 藤井さんはプロのフルート奏者としても世界的に活躍していることから、藤井さんのフルートと今回コーディネーターを務める宇都宮出身のピアニスト兼音楽プロデューサー佐手麻珠さんのピアノによる共演も予定する。

 学校法人船田教育会(作新学院大学)顧問の春日正男さんは「私たちが、自分自身で健康を管理し社会への貢献を目指すため、地域振興と健康管理とに向けてヒントを得るための機会なので、多くの人に参考になるのでは」と参加を呼びかける。

 開催時間は15時~17時。入場無料。要事前申し込み。

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