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演劇ユニット「いい歳をした大人の演劇サークル」、宇都宮市南図書館で公演

演劇ユニット「いい歳をした大人の演劇サークル」集合写真

演劇ユニット「いい歳をした大人の演劇サークル」集合写真

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 宇都宮の演劇ユニット「いい歳をした大人の演劇サークル」が11月15日・16日、宇都宮市南図書館(宇都宮市雀宮町)サザンクロスホールで「熱闘!!飛龍小学校☆パワード」を上演する。

「熱闘!!飛龍小学校☆パワード」稽古風景1

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 同サークルは、地域で演劇活動をしていた俳優たちが、仕事や子育てで演劇活動を続けていくことが難しくなる中、子育てや家庭を大切にしつつも、それぞれのペースで「質の高い」演劇活動を続けていきたいという思いで2010(平成22)年に結成。子どもの入学卒業などのライフスタイルの合うタイミングで、稽古期間を通常より長く設定しながら息の長い演劇活動を続けている。

 2019(平成元)年以来の6年ぶりとなる同公演。80年代から90年代にかけて、関西を中心にかつて活動した劇団「惑星ピスタチオ」の劇作家、西田シャトナーさんの代表作「熱闘!!飛龍小学校☆パワード」を上演する。

 惑星ピスタチオはパワーマイム、スイッチプレー、カメラワークなど独自の演出・演技手法を生み出した劇団として今も人気が高く、その中でも、今回の作品は「うわさ」が貨幣として流通価値を持つ、架空の小学校を舞台とした作品で、演出は片岡友美子さんが手がける。

 出演は同サークルのメンバーである穴澤高敏さん、いずみまちこさん、片岡健さんのほか、県内外で活動している俳優や大学生など、幅広い俳優が出演する。

 今回の作品について、同サークル発起人であるいずみまちこさんは「社会人として仕事をする顔を持ち、親として子どもを育て、家庭のサポートを得て、趣味として芝居を打つことを可能にする団体として15年間やってきた。大人になってもランドセルを背負って全力で芝居をする姿を、ぜひ見てほしい」と来場を呼びかける。メンバーの片岡健さんは「これだけの俳優が集結する機会はあまりない。観劇の後、『ものすごかった』と思ってもらえるような作品に仕上げている。20代の『あの頃のいつかの夢』が50代の『目の前の現実』になる舞台を、ぜひ見てほしい」と話す。

 開演は、15日=18時30分、16日=13時・17時。料金は、一般=2,500円、22歳以下=1,500 円(前売りは500円引き)、中学生以下無料。要事前予約。

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