起業をテーマにしたイベント「Open Session Friday(オープン・セッション・フライデー)」が2月13日、宇都宮市の起業家支援施設「宇都宮ベンチャーズ」(宇都宮市中央3)で開かれる。
今回が38回目となり、「コーヒーハウスジャパン」(宮城県仙台市)と連携して行う。仙台市では、スタートアップ週間「SENDAI for Startups! 2025」が展開されており、その一環で行われるイベント「SENDAI STARTUP STUDIO×コーヒーハウスインパクト」の講演会の様子を、宇都宮会場でモニター中継する。
講演会では「地方において成功可能性が高い事業創造・産業創出のパターンを歴史からひもとく」ことをテーマに、ゼロワンブースターホールディングス(東京都千代田区)会長の鈴木規文さんが「地方におけるイノベーション創出は、既存企業をどう巻き込むか」をテーマに基調講演を行う。続いて行うパネルディスカッションでは、宮城大学(大和町)の佐々木秀之准教授と鈴木さんが「スピンオフ・カーブアウトの可能性」について意見を交わす。
宇都宮会場では、講演後に参加者同士のディスカッションを予定。「地域からイノベーションを起こすには」「地域の起業家支援のあり方について」「今年新しく挑戦したいこと」などをテーマに、自由に意見を交換する場となる。
イベントではコーヒーも提供し、参加者は温かいドリンクを片手に、起業や地域活性化について語り合う。主催するトチギスタートアップスの常川朋之さんは「スタートアップや地域ビジネスに関心がある人は、ぜひ参加してほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は17時30分~20時30分。入場無料。