FKD宇都宮店(宇都宮市今泉町)3階・大催事会場で現在、お化け屋敷「怯えし怪異」が開催されている。今年で3年連続3回目。施工・協力は1922(大正11)年創業の丸山娯楽園(佐野市)が手がける。
会場では、同社が制作する「佐野の生き人形」を使用。同社とのつながりは、3、4年前にFKDで開催した伝統工芸品展がきっかけだった。木工や竹細工、陶器、織物などが並ぶ中、生首を模した人形の展示が目を引き、お化け屋敷用の人形も制作していることを知ったことから、今回の企画につながったという。
今年のテーマは「怯(おび)えし怪異」。「ここはお化けたちが人間を怖がる屋敷。逃げ出したのはあなたか、それとも、お化けたちか。」というコピーの通り、人間を怖がる妖怪という珍しい視点で構成する。会場内には、怯えた表情を浮かべる妖怪や、人間を恐れて後ろを向く妖怪などが随所に隠れている。ポスターには今回のために描き下ろした不気味なイラストを使い、恐怖感を演出する。
アナログな仕掛けや音、光による演出に加え、栃木の伝統工芸を随所に取り入れた昔懐かしい雰囲気も特徴。所要時間は5分~10分ほどで、暗闇の中を進む迷路のような構成となっており、来場者は自ら扉を開けながら先へ進む。
FKD宇都宮店催事課の金子哲也さんは「今年で3回目を迎えるお化け屋敷を、夏の定番イベントにしていきたい。暑い日が続く中、子どもから大人まで家族で楽しめ、お化け屋敷が初めての子どもにも入りやすい内容。多くの人にひんやりとした恐怖体験を味わってもらえれば」と話す。
開催時間は10時~19時。入場料は、大人=500円、小学生=300円、乳児無料。8月23日まで。