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宇都宮・みはし通りに喫茶「イチロクコーヒーショップ」 古書店も併設

店主の北條毅さん

店主の北條毅さん

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 喫茶店「16 coffee shop(イチロクコーヒーショップ)」(宇都宮市中央5)が9月20日、宇都宮中央郵便局向かいのみはし通り沿いに移転オープンした。

外観

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 前身の「384 coffee shop」は、現店舗から約30メートル北のみはし通り沿いにあり、2008(平成20)年に開店。17年間営業したが、建物のオーナーの都合で今年5月に閉店した。

 移転先を探していた時、常連客だった河本俊也さんから「うちの1階が空いているからどうか」と提案を受け、以前の店から近いことが決め手となり移転を決めた。移転に伴い店名を「384」から「16」に変更。「『16』は店主・北條毅さんの3歳になる娘の誕生日」だという。席数は16席。

 9時~11時の時間帯はトースト、ホットドッグなどのモーニングメニューを、11時以降は、カレー、ナポリタンを提供している。北條さんのお薦めは目玉焼きをのせたナポリタン(1,200円)。

 移転先は、以前は印刷工場だった広いスペース。併せて、建物オーナーの河本さんが以前からの夢だった古書店「あるかな堂」を開店することになり、喫茶店と古書店が併設する業態での再オープンとなった。

 常連客の菊池隆夫さんは「愛情のこもった料理がおふくろの味のようでほっとする。毎日食べに行きたくなるリラックスできる店」と話す。「17年間通い続けている90歳過ぎの常連さんもいて、再開を待ち望んでいたファンも多い」という。

 北條さんは「移転しても『昔ながらの喫茶店』というこれまでのイメージを残しながら、安心してくつろげる店にしていきたい。多少わがままの利く行きつけの喫茶店でありたい。老若男女問わず、店主である私の家に遊びに来るくらいの軽い気持ちで利用してもらえたら」と来店を呼びかける。

 営業時間は9時~17時。月曜定休。

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