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「宇都宮陶芸倶楽部」が展示即売会 会員が作陶した作品2000点

陶芸家の竹之内太郎さん

陶芸家の竹之内太郎さん

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 「宇都宮陶芸倶楽部」(宇都宮市下田原町)に所属する小学生から80代までの会員が制作した陶芸作品の展示即売会が5月27日から開催される。

陶芸倶楽部外観

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 会場となる同倶楽部は、宇都宮市内北部、田原街道沿いから森の中へ細道を上り約200メートルの場所にある。作品数は約2000点。会員の日頃の作陶の成果を発表する機会として毎年この時期に開催し、今回で13回目。

 同倶楽部は1986(昭和61)年創立され、来年で40周年を迎える。現在、現役の陶芸家5人が講師として在籍し、月平均25人ほどの会員の作品作りをサポートしている。

 講師の一人で「Taro-Cobo」の竹之内太郎さんは「当倶楽部には課題はなく、自由な作品作りが特徴。土練りから造形、削り、うわぐすりの作業まで、講師がサポートしながら、ものづくりの楽しさを味わってもらう。手作りの陶器や陶芸に興味のある方に来てもらえたら。会場で会員と話をしながら、気に入った作品を見つけてほしい」と来場を呼びかける。

 会員最年長83歳の橋本有弘さんは「50歳の時に体験教室に参加して以来、30年以上続けている。今回は急須をメインに出品する。外国人の方にも来てほしい。年齢を重ねて、以前のようにたくさんの数は作れなくなったが、これからもゆっくりと作陶を楽しんでいきたい」と話す。

 期間中、書き落としの皿作り、ろくろ体験(以上800円)、コケ玉作り(1,000円)のワークショップも企画する。ワークショップの申し込みは電話で受け付ける。

 開催時間は10時~17時。入場無料。6月1日まで。

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