学ぶ・知る

LRTに乗って車両基地とカルビー清原工場見学会 地域住民向けに

チラシを手にするスタッフ

チラシを手にするスタッフ

  • 1

  •  

 次世代交通「ライトライン」を間近に生活する地域住民向けの特別企画として「LRTとカルビー清原工場合同見学会」が11月12日、初めて開催される。

LRT車両基地の様子

[広告]

 宇都宮市・芳賀町在住(通勤・通学を含む)の市民を対象に、普段は見ることができないライトライン車両基地とカルビー清原工場の2カ所を巡る見学ツアーとなる。

 2023年8月に開業した宇都宮ライトレール(通称「ライトライン」)は、日本初の全線新設LRT(次世代型路面電車)として注目を集めている。開業から2年を迎えた現在、利用者は累計1000万人を突破。市民の生活に深く根づく交通インフラとして定着しつつある。

 今回の見学会では、車両基地でのLRT事業説明のほか、車両や検修庫の見学、技術系社員による車両点検作業の公開など、運行の裏側を学ぶ機会を設ける。運転席での着席体験や記念撮影もできる予定。

 カルビー清原工場では、「フルグラ」「かっぱえびせん」がどのように製造されているのかを紹介。製造ラインを見学しながら、「原料や製法へのこだわり、『おいしさの秘密』を体感できる」という。最後には試食も予定し、「親子連れでも楽しめる内容」となる。

 LRT車両基地を先に見学するコースとカルビー清原工場を先に見学するコースの2コースを設定。宇都宮ライトレール経営企画部の今井宏行部長は「普段見ることのできない見学コース。LRTが故障を起こすことがないよう、普段行っている点検の仕組みを見てもらうことで安全への取り組みを知ってもらい、公共交通への理解を深めてもらえれば」と呼びかける。

 カルビー清原工場の上野純子さんは「ライトラインの開通で清原地区へのアクセスもしやすくなった。ぜひ一日乗車券を使って、多くの人に遊びに来てほしい」と参加を呼びかける。

 募集定員は各コース30人(計60人)。参加費は、大人=3,000円、中高生=1,000円、小学生=500円(未就学児無料)。申し込み締め切りは10月24日。応募多数の場合は抽選。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース