
宇都宮大学などの学生が中心となり主催した「うつのみや灯(あか)り市」が10月3日、オリオンスクエア(宇都宮市江野町)で開催された。
今年2月、ファミリー向けに開催した「春フェスinオリオンスクエア」を主催した大学生グループが、今回は飲み屋が多い夜のオリオン通りを活用して、若者や仕事帰りの人たちをターゲットとして設定。集まった学生は限られた4カ月の準備期間の中で、学業と両立しながら企画会議を重ねたという。
会場には、アルコールやおつまみ系の11店舗のキッチンカー、フードテントが出店。学生や仕事帰りのサラリーマンが飲食を楽しみながら夜の雰囲気を味わい、17時~20時30分の3時間半も約460人が訪れたという。
代表の宇都宮大学2年の白岩大夢さんは「オリオン通りにはいろいろな世代の人に来てもらいたい。飲み屋街が多いイメージがあるが、学生がイベントをやることで学生がたくさん訪れ、盛り上がるようなオリオン通りになれば」と期待を込める。
学生の熱意は周囲の仲間にも広がっている。白岩さんからの声がけで集まったスタッフの一人、同大の吉澤蘭さんは「オリオン通りにはせっかくこのような敷地があるのだから、今後とも定期的にイベントを開催していきたい」と意欲を見せる。