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宇都宮の夏の風物詩「ふるさと宮まつり」に58万人

二荒山神社前のみこし渡御

二荒山神社前のみこし渡御

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「第49回ふるさと宮まつり」が8月3日・4日の2日間、宇都宮駅西口の大通りの上河原交差点から本町交差点の約1キロの車道を交通規制して開設した「であいとふれあいの広場」を会場に開催された。

うるま市との調印式

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 宮まつりは宇都宮市で行われる夏の最大イベントで、パレードやおはやし、みこし、郷土芸能など、さまざまな催しが行われ、2日間で市内外から58万人(主催者発表)が集まった。

 初日の開会式の前には、宇都宮市にとって国内自治体との初の友好都市締結となる、沖縄県うるま市との調印式が行われ、その後のパレードではうるま市のエイサー団体も力強く舞った。日中に行われたおはやしでは、大人に混じり子どもたちも櫓(やぐら)の上で太鼓演奏を披露する姿も見られた。富士見太鼓・おはやし会の子どもたちは「たくさん練習してきたので、緊張はしていない」と話していた。夜のパレードでは、さまざまな地域から集まったみこしが担ぎ手によりお披露目された。フィナーレを飾ったのが江戸火消しの流れをくむ木遣(や)り保存会によるはしご乗りで、2 階の屋根と同じ高さのはしごの上で多彩な技が披露された。

 まつりの最後に開催委員会実行副本部長の港裕樹さんがあいさつ。「来年は半世紀を迎える節目となる50回目の宮まつり。未来につながる宮まつりを構築していくので、ぜひ楽しみにしてもらえれば」と呼びかけた。

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