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宇都宮の放課後等デイサービス運営社が新拠点 ダンス通じて子どもの成長支援

(左から)スタッフの渡辺健太郎さんと代表の南陽介さん

(左から)スタッフの渡辺健太郎さんと代表の南陽介さん

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 児童発達支援や放課後等デイサービスを提供する「Share(シェア)」(宇都宮市一ノ沢町)が10月1日、栃木県内2カ所目となる「エンタメ療育スタジオ Rough&Diamonds(ラフ・アンド・ダイヤモンズ)」を鹿沼市内にオープンした。

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 福祉とエンタメを融合させた「エンタメ療育」というコンセプトを掲げる同社は2023年2月、役者やダンサーとして活動していた南陽介さんが宇都宮で設立。スタッフもエンターテインメント業界で活躍し、全員、保育士や児童指導員の資格を持つ講師が在籍するという。

 スタジオ名は、保護者の声を元に「ダイヤモンドの原石」から名付けた。「ダイヤモンドは見る角度により多様な輝きを見せ、子どもたちを、ある一面からでなく、多面的に捉えたいとの思いがある」という。

 鹿沼スタジオでは、発達障害とされる子どもたちを対象に、主に身体を使った自己表現を重視し、ダンスと演劇に特化したプログラムを提供する。踊ることで、自然と他者との距離感を学べるようサポートする。

 南さんは「ダンスを習慣化し、遊び感覚で楽しみながら成長できる場を提供し、子どもたちが前向きに過ごせる環境を作りたい。『向き不向きではなく、前向きに』を合言葉に、今後も必要な支援を届けられるよう事業を展開していきたい」と意気込む。

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