宇都宮大学の学生を中心とした学生団体「Orion×Students(おーえす!)」が11月15日、オリオンスクエア(宇都宮市江野町)で「Orion School Festival(オリフェス)」を開催する。
同団体はオリオン通りの活性化を目標とし、学生が主体となって企画・運営し、インスタグラムを通した広報や商店街を回るフィールドワークを中心に活動している。
今回は学園祭型のイベントで、メインは来場者参加型のワークショップ。開催日が「イチゴの日」であることから、来場者は自分オリジナルのイチゴ型の装飾を作り、ボードに貼っていく。時間がたつにつれて、多様なイチゴが広がっていく仕組み。
会場内では、7団体のステージ発表のほか、飲食店から体験型まで17のブースが並ぶ。ステージ発表では、宇都宮大学の現代音楽研究会や栃木県を中心に活動する学生ジャズサークル、ジャズ研究会などの学生団体が出演。学生に表現の場を提供するとともに、「オリオン通りが多世代の交流の場となれば」と期待する。
街全体を楽しんでもらうため、会場内だけでなく商店街でも企画を用意。スタンプラリーとクイズを融合させることで、通りに並ぶ店に関連した景品を入手できる。
同団体代表で地域デザイン科学部3年の大竹春奈さんは「オリフェスの魅力は五感で楽しめること。バンドやダンスで見て、聞いて、楽しく、ワークショップなどで体験してほしい。オリオン通りで五感を刺激して楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間11時~17時。