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宇都宮・峰の自家製酵母パン店「ファンファンブレッド」が1周年

店主の新井陽子さん

店主の新井陽子さん

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 自家製酵母パンの店「Fanfun Bread(ファンファンブレッド)」(宇都宮市峰3)が11月5日で1周年を迎える。

パン

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 店主の新井陽子さんは「農薬研究の仕事に携わっていたが、20年程前から自分の店を持ちたいという夢を温めていた」と話す。長年、趣味でクッキーなどの菓子作りをしていたが、5年前にパン作りも始めた。

 パン作りが楽しくて「毎日作りたい」という思いが募り、偶然、自身がレッスンに通っている「ダンススタジオtap into tap」の1階が空き店舗になったことがきっかけ。「ここならダンスとパン作りを共に楽しめる」と開業を決めた。店名は、新井さんが所属するミュージカル団体「ファンファンミュージカル」の代表で、同ダンススタジオの代表でもある荻原真理子さんが名付けた。

 「素朴にかわいらしく」がコンセプトの同店。こだわりは、自分で果物から酵母を起こして育て、その酵母と共にパンを作ること。ブリオッシュ、バケット、全粒粉の塩パン、フォカッチャを用意し、菓子パンから総菜パン、ハード系まで、毎日10~15種類を店頭に並べる。

 今の時期は、柿やぶどうのナイアガラから起こした自家製酵母を利用。秋のお薦めは、この時期限定の「柿のソテー入りブリオッシュ」「りんごのソテー入りのブリオッシュ』(以上300円)、「さつまいもを練りこんだフォカッチャ」(250円)。「メロンパン」「あんぱん」(以上200円)は、マドレーヌの型を使って焼き上げている。

 新井さんは「『ここのパンはおいしい』『つい全部食べちゃった』などの声が励みになっている。体に優しいパン作りを心がけている。趣味のダンスやミュージカルを楽しみながら、『歌って踊れるパン職人』を目指したい」と話す。

 営業時間は12時~19時。土曜・日曜・月曜定休。

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