
「水辺で乾杯 みんなで語ろう 田川の夕べ」が7月7日、田川宮の橋北側歩道で開催された。
3月下旬~4月上旬の「田川桜のライトアップ」、7月の川の日の「水辺で乾杯」、11月の「イルミネーションクリスマスマーケット」と実行委員会が年3回、田川で企画・運営しているイベントの一つ。
午後7時7分になると全国260カ所で同時に一斉乾杯イベント「水辺で乾杯」が行われ、来場した参加者たちの間で乾杯の輪が広がった。新しい水辺の可能性を切り開くことを目的としたもの。
当日、橋の下ステージでは「Brand new Something」がゴスペルライブを披露。宮の橋屋台として、「バウムハウス樹凜」「餃子(ギョーザ)専門店香蘭」「宇都宮餃子寿限無」「みそだれやきとりかんちゃん」「大衆酒場鳥ちょっ!」の屋台が並んだ。宮の橋屋台は田川沿いで1994(平成6)年まで営業していたが、護岸工事などのため立ち退きを迫られた。県外にも多くのファンが存在し長年愛されてきたという。
実行委員長の村上龍也さんは「宇都宮駅と駅西の田川周辺地区は今後のLRT延伸を含め、『栃木県の玄関口』として街の在り方を考える最良な機会。地域住民と行政や民間企業が一体となったまちづくりを盛り上げていきたい。時代の変化に対応できる都市の玄関口になれば」と期待を込める。