二荒山神社末社の「天王祭」が7月15日~20日、宇都宮市内で開催される。
天王祭は京都・八坂神社を起源とする祭礼で、須賀神社の祭神・須佐之男命(スサノオノミコト)が夏の疫病などの邪気を払う祭りとして知られる。869年、京都で疫病が流行した際に災厄を鎮めるために始まったとされ、現在も全国各地で「祇園祭」「天王祭」「須賀祭」などの名称で受け継がれている。
15日の須賀神社での出御祭と下之宮での奉安祭を皮切りに、18日18時からは第76回「親子神輿(みこし)対面神事」を開催。宇都宮城址公園に各町内のみこしが集まり、夜には「バンバの太鼓みこし」が二荒山神社参道の95段の石段を一気に駆け上がる。毎年多くの見物客が訪れる名物行事となっている。
19日は10時から町内渡御を実施。午前は下町地区、午後は上町地区を巡行し、下之宮を拠点にみこしが町内を練り歩く。近年は担ぎ手不足によりみこしを台車に載せて巡行していたが、今年は要所でみこしを担いで巡行する予定。
今年は初めて神楽殿で奉納演芸も開催。17日は「Halau Na Mamo O Pu’uanahulu(ハーラウ・ナー・マモ・オ・プウアナフル)」によるフラダンス、18日は昌弘会、19日は「栃木の武将・藤原秀郷をヒーローにする会」による講談とミニ講演を行う。氏子青年会によるビアガーデンも予定している。雨天時は参集殿(儀式殿)広間「宇陽の間」で開催する。
権禰宜の菱沼祐太さんは「18日、19日の石段上りやみこしの練り歩きは毎年の見どころ。今年は初めて奉納演芸も連日開催するので、多くの人に楽しんでもらえたら」と話す。