ピラティスとパーソナルトレーニングを融合させた完全予約制プライベートジム「アースボディケア」(宇都宮市下戸祭1)が12月1日にオープンした。
新築アパート1階のガレージ部分を改装した約14畳の空間で、体の使い方から整える「続けられるトレーニング」を提案するという。筋力強化を主軸とする一般的なパーソナルジムとは異なり、ピラティスを取り入れることで姿勢や呼吸、身体の癖を整えながら「無理なく体づくりを行う点が特徴」だという。
特に運動未経験者や体力に自信のない女性にも配慮したプログラム設計を強みとする。
店主はトレーナーの知久航太さん。大学でスポーツを学び、在学中から約4年間、トレーナーとして活動。卒業後に一度業界を離れたが、「人に喜んでもらえる仕事がしたい」という思いから現場に復帰し、大手パーソナルジムで店長も務めた。運営と指導の両面を経験した上で独立に踏み切った。
施設には、タワー付きピラティスリフォーマーやケーブル付きパワーラックなどを導入。「機材を増やしすぎず、一人一人の体に向き合う指導を重視する」という。黒を基調とした内装で「集中できる環境」を整えた。
トレーニング内容は目的や体調に応じて個別に設計し、短期的な結果を求めるのではなく、「継続による変化を重視する」と知久さん。「きつい」「続かない」という従来のパーソナルトレーニングのイメージを払拭し、「安心して通える場づくりを目指す」という。
知久さんは「ボディーメークを特別なものにせず、日常の延長として取り入れてほしい。来てくれる方の人生に、少しでも前向きな変化をもたらせたら」と話す。
営業時間は9時~22時。料金は、月額8,800円~。