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宇都宮の紅茶専門店で「栃木紅茶サミット」 「紅茶の日」を前に開催

乾杯後の会場の様子

乾杯後の会場の様子

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 「栃木紅茶サミット」が10月24日、世界のお茶の専門店「Y's tea(ワイズティー)」(宇都宮市曲師町)で開催された。

紅茶の説明をする根本社長

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 宇都宮市は2010年、2011年と、紅茶の消費量で全国1位(総務省統計局調査)となった。その後のコロナ禍で業績が落ち込む企業を元気にしたいという思いで2020年に始めた同イベントは今回で4回目。11月1日の「紅茶の日」を前に行われた。

 同店を経営するワイズティーネットワークと取引のある北海道から沖縄県までの企業・団体が、オリジナル紅茶や紅茶を使ったスイーツを披露したほか、11月を「紅茶月間」とした合同イベントに関わる40社を紹介した。同社社長の根本泰昌さんは「今では飲食店に限らず物流業、造園業などさまざまな業種が紅茶とコラボして参加している」と話す。

 合同イベントの各店舗の取り組みとしては、イヴォワール洋菓子店(さくら市櫻野)では、ワイズティー監修のオリジナル紅茶「テ・ヴォヤージュ」を使ったヴェリーヌ(グラス入りスイーツ)を、クイーン洋菓子店(宇都宮市鶴田2)では、ワイズティーの茶葉を使用したしっとりタイプの「ケイク」を、ともに11月から販売する。このような紅茶に関する商品提供を県内17店舗、県外23店舗が参加している。

 当日は、2024年「紅茶の日」記念紅茶「Nocturne(ノクターン・夜想茶)」が読書専用茶、眠る前のお茶と紹介され、乾杯茶として参加者に配られた。当記念紅茶は、ワイズティーで11月1日から店内で飲むことができ、茶葉の購入もできる。ノクターン(990円)、ノクターン茶葉40グラム(1,774円)、ノクターン太宰治紅茶缶バージョン10グラム(2,400円)。

 兵庫県宝塚市からこの日参加した「Patisserie MAGNOLIA(パティスリー・マグノリア)」店主の大岩旺邑子さんは、「イメージ通りのオリジナル紅茶が出来上がり、宝塚からも紅茶の魅力を発信していきたい」と話していた。

 根本さんは「世界で一つだけのオリジナルブレンド紅茶で、人と地域を元気にするのが当店のコンセプト。今回参加する各店で紅茶の魅力をさらに感じてほしい」と話す。

 ワイズティーのウェブサイトで11月1日より、参加各店を紹介する。

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