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ブレックスアリーナ宇都宮で「百人一首市民大会」 観覧呼びかけ

担当の田部井さん

担当の田部井さん

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 「百人一首ゆかりのまち」の一つとして知られる宇都宮市で11月23日、「うつのみや百人一首市民大会」がブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市元今泉)で開催される。

前回の「うつのみや百人一首市民大会」の様子

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 同大会は市制100周年を期に1995(平成7)年に始まり、今年で31回目。2019年度の大会では、参加者全員で挑んだ「同時にかるた遊びをした最多人数」のギネス世界記録で、当時の記録662人を上回る701人を達成し、記録は現在も破られていない。

 8月には「初心者向け百人一首かるた講習会」も開き、定員を上回る応募があった。講習会を受講し、初めて同大会に出場する参加者もいるという。

 宇都宮市魅力創造部文化都市推進課文化芸術振興グループの田部井啓介さんは「市民大会は子どもから大人まで幅広い年代が参加できる。来年はぜひプレーヤーとしても参加してほしい」と呼びかける。

 開催前日の11月22日には、全国から昇段を目指す選手が集う「第12回蓮生(れんしょう)記念全国競技かるた宇都宮大会」も同会場で開く。

 田部井さんは「和歌の詠み上げが始まると会場が静まり返り、上の句が詠まれたら一斉に『バーン』と札を取る音が響く。強い選手は上の句が聞こえた段階で反応するほどで、その速さにも注目してみるのも面白いのでは」と話す。

 開会式は8時30分~で、試合開始は9時。決勝は13時~を予定。観覧無料。

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