
家庭部門での省エネルギー啓発イベント「みんなで考えよう 栃木のカーボンニュートラル」が7月27日、宇都宮大学峰キャンパス(宇都宮市峰町)学生会館などで開催される。
一般社団法人「Forward to 1985 energy life」主催の同イベントは、2011(平成23)年から家庭での省エネを推進する目的で地域の工務店や設計事務所、建築実務者などがメンバーとなり、毎年開催場所を変えて開催。13回目となる今回、初めて栃木県開催となる。
小学生~大学生・専門学校生対象の「省エネコンテスト」は事前に募集したアイデアから当日、部門賞、来場者が投票できる会場賞、グランプリを決める。「体験ワークショップ」では、廃材で作るキーホルダーや栃木県産ヒノキの箸作り、ソーラーカーを作るブースなどを設ける。実際に大学の部屋を断熱改修する「断熱ワークショップ」も開く。
実行委員の一人で水上木材社長の水上淳さんは「家族で来場し、見て、感じて、楽しんでもらえる企画なので、家族でできることを考えるきっかけとなり、やがては子どもたちの未来につながることになる。夏休みの宿題にもぴったりの内容なので、ぜひ大勢の人に来てほしい」と呼びかける。
開催時間は13時~17時。参加無料。断熱ワークショップは要事前申し込み。