
田園風景に囲まれたカフェ「モナカフェ」(上三川町下神主)が7月9日、グランドオープンした。
店主の窪田由佳さんは、ゼネコンで営業をサポートする事務職に就きながらも自らガーデニング事業を立ち上げ、営業から施工までを行ってきた経緯もある。いつかは自分でカフェを経営したいという長年の夢を、今回、実現した。「田植えされた稲が伸び、辺り一面田園風景の時期にオープンしたいと決めていた」という。
店内は木目を基調とした落ち着いた内装に仕上げ、席数は、テーブル4席、カウンター4席の計8席。店内には靴を脱いで入る。4月から知り合いを招待しながら、しっかりと料理を提供できるかなど一つ一つ確認するため、2カ月半に及ぶプレオープン期間を設けたという。
外でも快適に過ごせるシーズンに備え、カウンターの先にある大きなデッキでは新たにシェードを設け、「さらに多くの人にゆったりとした時間を過ごしてもらう構想を練っている」という。
主なランチメニューは、ハッシュドビーフ(1,300円)、サラダチキンサンド(700円)のほか、手作りのデザートとして、硬さにこだわったというプリン(400円)、レモンピールをふんだんに使ったレモンケーキ(300円)などを用意。夜は完全予約制で、予算に合わせ、酒にあった料理を提供する。
窪田さんは「両親が残してくれた自然豊かな田園風景に囲まれた静かな場所で、外回りで営業する人たちにホッとできる場所としてくつろいでほしい。将来、夫が仕事をリタイアしたら、夜はおいしいお酒と料理を提供して、いろいろな人が交流できる場にしたい」と意気込む。
営業は水曜・木曜の10時~15時。駐車場5台。Wi-Fiや電源も完備する。