宇都宮市出身で在住のクリエーター、Ushimaru Saeki(ウシマル サエキ)さんによる初のウェブ個展「Ushimaru Saeki Web個展 イロノリレキショ vol.2」が10月1日、ウェブメディア「日本橋Art.jp」で始まる。
Ushimaruさんは言葉では強く伝わり過ぎてしまうものを色やイラストなど、アナログ手法で表現しているクリエーター。主にアクリル絵の具やマーカー、水彩色鉛筆を使い、描き出している。ウェブ個展を試みるきっかけは、「遠方からも応援できたらいいのに」というファンの声だったという。
同展は、2017(平成29)年に開いた個展「イロノリレキショ」の第2弾。展示作品は「ナマエ」「タンジョウビ」「ジュウショ」「ケイレキ」「ホンニンキボウ」「トクギ・シカク」「シボウドウキ」など、履歴書の項目をモチーフにしたタイトルが並ぶ。
今回の作品について、Ushimaruさんは「言わなかったけれど、自分の中に生じた気持ち。それを他人に理解してもらおうとするのではなく、ただ、その気持ちを大切にしたいという思いを作品に込めた」と話す。
「今の自分にできることを模索し、開催期間が限られる中、場所や時間に縛られずに閲覧できるウェブ個展に大きな可能性を感じている。作品を、見る人が自由な距離で楽しんでほしい。自分に必要な分だけ感じ取ってくれたら」と話す。
期間中、24時間いつでもPCやスマートフォンで観覧可能。観覧無料。10月15日まで。