スケートボードやBMXなどのアーバンスポーツに特化した宇都宮市初のイベント「アーバンスポーツフェスティバル」が9月14日、JR宇都宮駅東口宮みらいライトヒル(宇都宮市宮みらい)で開催された。
一日限定で設置された特設パーク上で佐藤栄一宇都宮市長があいさつした後、スケートボードでは、パリオリンピック出場選手で、アメリカで先月開催された「ロックスター・エナジー・オープン」男子パークで優勝を果たした永原悠路さん、瀬尻稜さん、池田大亮さん、池田大暉さん、BMXからは松元謙さんや比嘉勝太さんらプロライダーがデモンストレーションを行った。スケートボードの「スイッチキックフリップ」「フロントサイドキックフリップ」、BMXの「テールウィップ」などの技を次々に披露し、会場を沸かせた。
その後に行われたプロライダーのサイン会で、子どもたちは持参したスケートボードやヘルメットなど思い思いの持ち物にサインをもらった。参加した横川東小学校5年の星野恵さんは「トップ選手のデモンストレーションはすごかった。私もあんな風にやりたい」「この後のコンテストにも参加する」と、持参したスケートボードを持ちながら目を輝かせていた。
来場者による無料コンテストのほか無料体験会も行った。スケートボードでは、ボードに乗る・降りるなどの初歩的なことなど、BMXでは走り出しから会場に置かれた細木の上を通ったり、タイヤを浮かせて通ったりするコツなどを教わり、幼稚園児から大人までが楽しんだ。
子どもがBMXの無料体験会に参加した宇都宮市在住の金原淳朗さんは「子どものいい運動になる。子どもが参加してBMXをやりたいと言っている」と話していた。