
ヘラクレスや世界の珍しいカブトムシやクワガタと実際に見て遊んで触れられる体験イベント「ヘラクレスワールド」が8月6日~11日、FKDインターパーク(宇都宮市インターパーク6)で開催されている。その後、13日~19日にはベルモール(陽東6)で開催する。
「ヘラクレスショップTO-Y(トーイ)」代表の藤井冬威さんは、日本一周しているときに道の駅でヘラクレスオオカブトを見つけ一瞬でとりこになったことがきっかけとなり、「実際に触って遊べて触れ合える体験ができたら面白い」と共同代表の小堀祥さんに声をかけ、活動を始めた。
「普段の飼育ではヘラクレスが最も活動的で健康に過ごせるよう、温度管理や飼育環境を清潔に保つことに気をつけており、食べやすい餌に加工するなど、ヘラクレスとの触れ合いを心地よく楽しんでもらえるよう努めている」と藤井さん。
今回のイベントでは、世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」のほか、「ニジイロクワガタ」「ネプチューンオオカブト」「スマトラオオヒラタ」など世界の珍しいカブトムシやクワガタを実際に見て触れることができる。成虫が当たるくじや縁日コーナーを設け、祭りの雰囲気を演出する。
FKDインターパークのイベントに参加した小学3年生の男児は「初めてヘラクレスや他の珍しい昆虫を触った。ここに来るまで虫に触れなかったが、ヘラクレスのお陰で虫が好きになった」と話していた。
藤井さんは 「(カブトムシなどを)服につけたり、帽子にのせたり、手にのせたり、自分だけの楽しみ方を見つけてほしい。この夏、貴重な体験をしてもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は、FKDインターパーク=10時~18時、ベルモール=10時~18時。入場料600円。