
宇都宮中心市街地の釜川ジャブジャブ池(宇都宮市中央5)で8月23日で「釜川 アユのつかみ取り体験」イベントが開催される。
市内に住む小学生を対象に、釜川の自然を身近に感じてもらい夏休みを楽しんでもらいたいと企画され、2012(平成24)年に初開催。コロナ禍による2度の中止を経て、今回が12回目となる。会場は釜川に架かる出雲橋と剣橋の約20メートルの区間に大きな網を張り、約180匹のアユを放流する。普段この出雲橋から剣橋にかけては川面に直接下りることができ、水に触れられるよう玉石を敷き詰めてある親水エリア。
前回は120人程度の参加者があり、午前・午後と昼を挟んでの開催としていたが、最近の猛暑続きによる熱中症予防対策のため、午前の5部制の開催に縮小した。捕まえたアユは持ち帰ることもできる。
主催するNPO法人「宇都宮まちづくり推進機構」の倉沢太郎さんは「釜川沿いは個性的なカフェや飲食店が点在する場所。やがて子どもたちが成長し、このまちを歩く時に『釜川でアユづかみ』をした思い出がよみがえるとうれしい。水に触れ、魚を追いかける楽しいイベントなので、ぜひ家族で参加してほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~12時。定員80人。ウェブからの要事前申し込み。