
ミニチュアスケートボードを指で操る「指スケ」のコンテストが3月20日、福田屋ショッピングプラザ宇都宮店(宇都宮市今泉町)3階のムラサキスポーツFKD宇都宮店で初開催された。
指スケは、全長約10センチのミニチュアのスケートボードに人さし指と中指を当て、本物のスケートボードさながらにボードを操りトリック(技)を繰り出す新しいスポーツ。この日は、店内に作られた専用のコースで、熟練者によるデモンストレーションが披露されたほか、会場に集まった12人の参加者によって競技が行われた。
ミニチュアスケートボードは、英語では「フィンガーボード(FINGER BOARD)」と呼ばれ、元々はスケートボーダーのイメージトレーニング用に作られたという。リアルのスケートボードのように指で操る動画や画像がSNSに投稿されてファンが広がる一方、ミニチュアのパーツをプラモデルのように組み立てたり、加工やオリジナルペイントを施したりするなど、ボードを操る以外の楽しみ方も広がっているという。
福田屋百貨店ブランディング推進室の宇賀神徹也さんは「宇都宮市ではアーバンスポーツを核とした東部総合公園の開園も予定されており、スケートボードなどのアーバンスポーツ人口の増加も期待される」と話す。「当店では、本格的に指スケを楽しめるストリートバトルやブレイキングバトル用のジオラマも常設している。これだけの規模のジオラマコースは国内ではここだけ。今回のコンテストをきっかけに、指スケやアーバンスポーツに関心を持ってもらえれば」と期待を込める。
営業時間は10時~20時。