
「きよはら飛山まつり」が3月8日、開園20周年を迎える飛山城史跡公園(宇都宮市竹下町)で開催される。
当日は、のろし上げ実演前に中学校生による寸劇を行うほか、幼稚園児の遊戯、小学生による鬼怒の船頭唄、中高生の箏曲演奏や書道パフォーマンス、高校生の吹奏楽演奏、大学生のストリートダンスなど、地区内に幼稚園から大学までそろっている特性を生かし、園児から大学生までそれぞれのパフォーマンスで祭りに参加する。
武者行列では、地元住民が甲冑(かっちゅう)を、中学生は紙製の甲冑を身に着けて足軽隊となり、園内のメイン会場~サブ会場間を行進する。
園内に設けた飲食コーナーでは、江戸時代に栄えた板戸川岸の船頭たちが食べていたという鍋料理を再現した「船頭鍋」や手打ちそばを提供するほか、キッチンカーも出店。サブ会場では地域の農産物の販売や昔遊び体験、城内無料案内ガイドも行う。
実行委員会事務局長の北島隆行さんは「子どもから大人までが演じ、子どもから大人までが楽しめる祭りなので、ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は、午前の部=10時30分~12時、午後の部=13時~14時30分。当日はLRT飛山城跡停留所と同園間でバスによる無料送迎も行う。