今夏で20年の節目を迎えた「宇都宮屋台横丁」(住所)が7月5日、リニューアルオープンした。
初の大改修工事により、通路、街路樹の補修や各屋台などの施設メンテナンスを実施。リニューアル後もレトロな街並みを再現した路地の風情を残し、おでんやギョーザ、焼き肉、天ぷら、お好み焼き、台湾料理など、新たな5店舗を含むバラエティーに富んだ23店舗が軒を連ねる。
全国に数ある屋台村の中でも帯広、八戸に続き、3番目に誕生した歴史ある宇都宮屋台横丁。2004(平成16)年から「中心市街地の活性」「大衆文化の継承」を掲げ歩んできた。夕暮れから少しずつ客が集い始め、居合わせた客同士と店主が談笑しながら飲み食いする姿が見られる。
オープンした20年前は近くのオリオン通りがシャッター通りだったが、今では横丁出身のOBが経営する飲食店が増え、街中に若者も増え活気を生み出している。
横丁を経営する村上(問屋町)の村上龍也社長は「さらなる中心市街地の発展に向け、屋台横丁として次の仕掛けを考えていきたい」と意気込む。
営業時間や定休日は店により異なる。