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LRTをかたどった「すいーとぽてと」 宇都宮白楊高生が考案・商品化

商品化した商品を手にする生徒たち

商品化した商品を手にする生徒たち

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 栃木県立宇都宮白楊高校(宇都宮市元今泉8))流通経済科商業部の生徒らが「Lightlineすいーとぽてと」を商品化し、10月26日・27日開催の「さんフェアとちぎ(全国産業教育フェア)」マロニエプラザ会場(元今泉6)で販売する。

完成商品

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 宇都宮のLRTが開通したことで全国的に話題となり、「観光」の切り口から取り組みをスタート。さまざまなライトレール関連の土産品のポジショニングマップを作成し、ライトレールの形をした食品がないことに着目。高校の特性を生かした菓子作りができないかと議論を重ね、和菓子店「若山商店」(中戸祭1)と春先から協議や試食アンケートなどを重ねて商品化にこぎ着けた。

 同校の農業経営科がカボチャの栽培に協力し、食品科学科が食品成分表示ラベルを作成。情報技術科がパッケージに使う写真を撮影し、生物工学科が加工用米粉を利用したレジ袋を企画するなど、7学科が横断的な取り組みとして進めてきた。

 流通経済科はマーケティングに始まり菓子の開発販売するに当たり、著作物利用許諾契約の締結や商標料の交渉など、全てのプロセスを管理してきた。今後も継続的に販売できるような流通経路も調査し、交渉を進めている。

 商品開発を進めてきた同校流通経済科2年の横山蒼空さんは「ライトラインの形に近づけること、紫芋とサツマイモの2色のコントラストを鮮明にするのにとても苦労したが、『すいーとぽてと』の完成品を見てすごく達成感を感じた」と言葉を弾ませる。

 当日は、同校で育てたカボチャが入った商品を販売する。価格は1箱3個入り648円。イベントの開催時間は、26日=10時30分~16時、27日=9時30分~16時。売り切れ次第終了。

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