「子ども総合科学館」として親しまれてきた施設が約2年間の大規模改修を経て、10月3日、ネーミングライツを取り入れ、「コジマ子どもサイエンスパーク」(宇都宮市西川田町)としてリニューアルオープンした。
基本コンセプトは「未来に生きる自分を想像、創造する」。AIやARなどの最新技術を取り入れた新しい展示を行うほか、最新の投影機でプラネタリウムなども体験できるようにした。
展示スペースは「宇宙」「地球」「生命」「くらし」「環境」の5つのゾーンに分かれ、環境問題などをゲーム感覚で楽しく学ぶことができるようにした。太陽系を構成する惑星を紹介する「スペースシアター」、大型地球儀に気象現象を映し出す「ダイナミックアース」、AIを活用する「ひらめきスタジオ」、巨大な人型で体の仕組みを解説する「シンクロナイズドヒューマン」など、ゾーンごとに目玉となる大型展示を設ける。
2階には「ベーシックゾーン」「キッズゾーン」を設け、キッズゾーンでは「こうなったらいいな」と自由に絵に描いたものをスキャンして投影することもできる。
同館の企画事業課展示事業担当の福島杏さんは「新しい展示はわくわくして、古い展示は懐かしんで楽しさを思い出し、リニューアルされた当館をたっぷり楽しんでほしい」と来館を呼びかける。
開館時間は9時30分~16時30分。入館料は、展示室=大人620円・小人(4歳~中学生)230円、プラネタリウム=大人540円・小人(4歳~中学生)200円。毎月第3日曜「家庭の日」は中学生以下無料。