宇都宮の山口果樹園(宇都宮市上籠谷町)で10月26日、「オープンファーム秋の感謝祭」が開催される。
同園は栃木県認定のエコファーマー。4.5ヘクタールの果樹園で、現社長の山口幸夫さんは「祖父から3世代かけて作り上げた土壌で減農薬にも取り組んでいる」と話す。メインは8月~11月に収穫期を迎える「幸水」「豊水」「あきづき」「にっこり」などの品種のナシを栽培し、「ブルーベリー」「シャインマスカット」「レモン」「フィンガーライム」などの果実も栽培している。
幸夫さんと妻の美輝さんが、地域の人たちや世話になっている人たちに日頃の感謝を伝えたいとナシ畑でのマルシェを開催し、今回で5回目となる。2015(平成27)年、次女の郁美さんが果樹園で結婚式を挙げたことがきっかけになった。
5月にはフリーマーケットとマルシェを開催し、ナシの収穫体験もできる10月には規模を拡大して感謝祭として、普段の直売所がマルシェ会場となる。「お好み焼きARIGATO」「キッチンカーWANI COFFEE」「子供向けワークショップのhibi」「インテリア雑貨販売のeda-ha」など22店舗が並ぶ。音楽ステージでは「arco」さんが出演する。
ウエルカムドリンクとして「豊水100%ナシジュース」を提供し、「シャインマスカットのバターサンド」「ナシのコンポートピザ」などの商品も販売する。
美輝さんは「普段なかなか入ることのできない梨畑で、子育てで忙しい日々を送る家族がピクニックシートでのんびりと特別な一日を楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は11時~15時。入場無料。