栃木県中央公園(宇都宮市睦町)内にある栃木県立博物館の公式マスコットキャラクター「みーたん」が、ミュージアムのキャラクター日本一を決める「ミュージアムキャラクターアワード」に参戦している。
2010(平成22)年から毎年夏に開催している同アワード。今年は全国のミュージアムキャラクター62体がエントリー。ネット上での応援投票で日本一を決める。
毎年参戦している「みーたん」は昨年19位だったが、今年は8月28日現在4位と、日本一を狙える順位まで躍進している。
「みーたん」のモデルになっているのは後藤遺跡(栃木市)から出土したミミズク土偶。紀元前800年に誕生し、2011(平成23)年の企画展「土偶の世界」に合わせて同館へ舞い降りた縄文時代の女神。以来、毎月第3日曜日の「けんぱくデー」イベントで来場者と触れ合ったり、企画展のセレモニーなどで会場を盛り上げたりと、同館の良さを伝える役割を果たしている。
同館教育広報課の中村智治課長は「こうした取り組みをきっかけに、キャラクターを通して当館を知ってもらい、足を運ぶきっかけにしてもらえたら」と話す。
みーたんからのメッセージは「投票は1日1票、1日1みーたんで応援してね」。投票は9月6日12時まで受け付ける。