
自転車ロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」を運営する「サイクルスポーツマネージメント」が2月22日、ホテルニューイタヤ(宇都宮市大通り2)でチームプレゼンテーションパーティーを開催した。
チームOBの鈴木真理さんが今季から監督を務め、新加入選手3人により、これまでのチーム史上最多の12人体制で日本人選手10人、海外選手2人となった。同社の柿沼章社長は「ロードレースチームの中で初の地域密着型スポーツチームとして誕生したブリッツェンとして、地域との関係性をさらに強化していきたい。この交流会はファンやスポンサーの支援を感じ取れる最高の機会となっており、選手たちもこのサポートを感じ、いざというときに、選手の背中を押す力になっているはず」と話す。
会場には、スポンサー、ファン、チーム関係者など約200人が集まった。選手の自己紹介や決意の後、選手も舞台を降りてサインに応じたり、ファンと一緒に写真を撮ったりするなどして交流を楽しんだ。チームを応援する女性ユニット「ブリッツェン・ラバーズ」も加わり、選手とともに抽選会も行われた。
会場を訪れていたファン歴10年の田邉小百合さんは「今シーズン、ブリッツェンに居た選手が戻ってきてれ、これまでにない活気を感じている。普段から自転車の交通安全教室など地域貢献活動が多いチームなので、親近感や愛着が自然に高まる。たくさんの大会で優勝してほしい」と期待を込める。
5年前からスポンサーとして関わる「クイーン洋菓子店」の大濱千佐子社長は「スポーツに全く興味がなかったが、あるきっかけで自転車ロードレースを知り、チームのファンとなり、最近スポーツバイクまで購入した。体にもいいし、エコにもなるので、多くの人に自転車の魅力を知ってもらい、ブリッツェンに共感してほしい」と呼びかける。