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「うつのみや花火大会」開催迫る 今年は会場までLRT利用も

©2023うつのみや花火大会

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 「2024うつのみや花火大会」が8月10日、宇都宮市道場宿緑地で開催される。主催はNPO法人「うつのみや百年花火」。

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 1984(昭和59)年、地元企業の主催や協賛で始まった花火大会だが、2003(平成15)年、地元経済の冷え込みを理由に一時中止された。復活までには4年の歳月がかかった。「もう一度宇都宮の夜空に花火を上げたい」という市民の思いが集まった2007(平成19)年、市民ボランティアにより復活を遂げた。以降、2012(平成24)年には同NPOが設立され、バトンが引き継がれている。

 今年のテーマは「繋ぐ」。昨年まではコロナ禍の影響を受け、全席有料での開催だったが、今年は5年ぶりに無料エリアを開放する。統括の尾島玲香さんは「通常開催時のことを熟知するスタッフが減少している。無料エリアを開放する今年は、一層、警備に力を入れたい」と気を引き締める。

 今年は会場の宇都宮市道場宿緑地まで、昨年8月に開業したライトライン(LRT)を利用して来場できる。最寄りの電停は「飛山城跡」(宇都宮駅東口から乗車約19分)。宇都宮ライトレールでは、混雑が予想される夕方から夜の時間帯に増発する。うつのみや花火大会の会長の荒川裕利さんは「飛山城跡停留所から花火大会会場への誘導は今回が初めてとなるので、より安全に誘導できるよう準備を進める」と話す。

 開催時間は18時30分~20時10分(19時打ち上げ開始)。

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