
ティラノサウルスのコスチュームで走るユニークなレース「ティラノサウルスレース ウツノミヤ」が2月8日、宇都宮清原球場(清原工業団地)で開かれた。主催は宇都宮市スポーツ振興財団。
参加者は、幼獣の部(小学生)と成獣の部(中学生以上)に分かれ、最年少の小学1年生から、最年長の76歳までの合わせて130人が参加。ティラノサウルスの着ぐるみを着用し、ゴールを目指して駆け抜けた。
大会はトーナメント形式で行われた。各部門の上位入賞者には、1位に「宇都宮牛&とちぎゆめポーク」、2位に「とちおとめ&とちあいかのセット(いちご)」、3位に「正嗣(まさし)の餃子(10人前)」が贈られた。
幼獣の部で優勝した宇都宮市在住の小学4年生・今村伊織さんは「風が強かったけど一生懸命走った。1位になれて良かった」と振り返る。
当日朝には、選手たちが恐竜姿のまま乗車できるLRT(次世代型路面電車)の貸し切り便が宇都宮駅東口停留場から運行した。時刻になり発車すると、LRTの車窓から沿道に向かって元気に手を振る恐竜姿の選手の姿も見られた。
宇都宮市スポーツ振興財団の松本莉奈さんは「来年度も開催を予定している。さらにパワーアップして宇都宮市を盛り上げていきたい」と話す。