宇都宮市のギャラリー「Gallery HANNA(ギャラリー・ハンナ)」(宇都宮市松が峰)で4月22日~27日、「オカベマサノリ 古代ビーズアクセサリーと掌(て)のエジプト古美術展」が開催された。
会場には古代ビーズ約1000点とエジプト古美術約80点が並び、オカベさんによる古代ビーズアクセサリーと、古代オリエントアートの岩瀬豊さん監修による古美術を紹介。来場者はガラスケース越しではなく間近で鑑賞し、展示販売も行った。
古代ビーズは、素材や大きさにかかわらず、「穴の空いたもの」を指し、「ビーズ」の言葉は「祈り」に由来するとされる。古代では装飾品としてだけでなく、お守りや身分・財産を示す役割も担っていたという。
展示では、古代ローマやペルシャのガラスビーズ、水晶やメノウなどの石のビーズのほか、約3000年前のブロンズ製アミュレットやオシリス神像、ファイアンス製のホルス神像なども並んだ。
オカベさんは「一つのビーズを作るにも、現代とは比べものにならないほどの時間がかかっていたと思う。一つ一つが大切に作られたもの。長い年月を経ても壊れずに残っていることに魅力を感じる」と話す。
会期中はオカベさんが在廊し、来場者が選んだビーズをその場でアクセサリーに仕立てるサービスも行った。選ばれたビーズが長く寄り添う作品となるよう、一人一人に向き合って制作した。