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宇都宮「くしたに農園」が干し芋の販売始める 就農1年目の挑戦

「くしたに農園」乾燥させる干し芋「べにはるか」の様子

「くしたに農園」乾燥させる干し芋「べにはるか」の様子

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 2025年に就農した櫛谷尚紀さんが営む「くしたに農園」(宇都宮市新里町)が2月8日、直売所「ベルテラシェ大谷」(大谷町)で初めて「干し芋」の販売を始めた。

「くしたに農園」干し芋を加工する様子

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 同園では昨年11月、約6000平方メートルの農地でサツマイモ約17トンを収穫した。うち約1トンは干し芋用として栽培したもので、品種は「べにはるか」「ほしあかね」「ふくむらさき」の3種。収穫後は約3カ月間貯蔵し、糖度を高めた上で加工している。

 干し芋の乾燥には、乾燥機と天日干しを組み合わせたハイブリッド方式を採用。櫛谷さんは「ハイブリッド方式は、それぞれの良い点を生かせる。日光に当てることで、干し芋につやが生まれる」と話す。

 日中の寒暖差が大きく乾燥しやすい今の気候は、甘みの強い干し芋を作るのに適しているという。寒暖差の大きい宇都宮北部に位置する同園の立地条件も、干し芋作りに適した環境とされる。

 櫛谷さんは干し芋製造の過程で生じるサツマイモの皮にも着目し、廃棄物の活用に向けた取り組みも始めている。水引アクセサリー作家のツルミーズヒキさんに草木染の原料としてサツマイモの皮を提供し、染色に成功。干し芋の販売に合わせ、アクセサリーの販売も試みる予定だという。

 櫛谷さんは「就農して初めて、干し芋の販売までこぎ着けることができてうれしい。満足のいく干し芋作りは簡単ではないが、よりおいしい干し芋を作るため研究を重ねていきたい。サツマイモを通じて、さまざまな業種の人と出会い、喜んでもらえる活動をしていきたい」と意気込む。

 価格は、100グラム=550円、200グラム=1,000円。

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