宇都宮の美術予備校・絵画教室「KILALA(キララ)美術学院」(宇都宮市中央1)卒業生による作品展「KILALA art展」が1月20日~26日の7日間、東武宇都宮百貨店(宮園町)5階・マロニエテラスで開催された。
同展は、美術大学受験のために同校に通い、現在は各地の美大・芸大で学ぶ学生や、社会人として活動するOB・OGを対象に、将来を嘱望される作家たちの作品を紹介する恒例の展覧会。今年で9回目を迎えた。
同校は1981(昭和56年)、大輪久美子学院長が自らの子どもに絵を教え始め、近所の子どもたちが集まる「絵画教室」としてスタートした。現在は美大受験を目指す学生を中心に、幼稚園児から70代まで約600人が通っており、これほど多くの生徒を抱える美術学校は全国的にも珍しいという。
会場には、水彩画や油絵などの絵画作品をはじめ、立体作品など約200点が並んだ。作品には、講師と相談しながら価格を設定し、その場で販売も行った。県内出身の作家の作品を県内の多くの人に知ってもらい、活躍の場につなげたいという思いから企画している。過去には、来場した県内企業から「このような絵を描いてほしい」とオリジナル作品の注文につながった例もあるという。
今回は卒業生23人の作家や、将来作家を目指す学生が参加。初回から同展に出品している平石晶子さんは「制作した作品を解説しながら見てもらえるのがうれしい。こうした環境があることで『何を伝えたいのか』を考えながら作品と向き合えるようになった」と振り返り、「ここに展示する後輩たちにも、この思いを継承していきたい」と話す「。
大輪さんは「来年は10回目を迎えるが、回を重ねるごとに作家たちの作品が成長している。次につながる出会いを楽しんでもらえたら」と話す。